2018年1月19日

異形棒鋼 関東電炉、再値上げ検討

 関東地区異形棒鋼電炉メーカーは、主原料である鉄スクラップ価格が急騰していることから、異形棒鋼ベースサイズの販売価格を再度引き上げる検討を始めており、売り腰を一段と強めている。各社で対応が異なるものの、一部の関東ベースメーカーでは2018年1月から販売価格をトン当たり7万円に引き上げたものの、鉄スクラップをはじめ、副資材の購入価格やエネルギーコストが大幅に上昇する厳しい環境下において、「足元の状況が続いた場合、トン7万5000円も視野に入れていく」(大手異形棒鋼電炉メーカー)としており、早期に再生産可能な水準に引き上げる。

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