2018年1月15日
愛知製鋼 新熱間ローリングミルライン、鍛造工場で着工
【名古屋】愛知製鋼は15日、鍛造工場(愛知県東海市)で同日、国内トップレベルの高速生産性を持つリングギヤ用新熱間ローリングミルラインの起工式を行い、建設に着手したと発表した。ディファレンシャルリングギヤ(車が曲がる時の内側と外側の車輪の速度差を吸収する差動機構に使用されるリング状のギヤ)の鍛造から熱処理工程までを一貫化した高速自動鍛造ラインで、同社では8ライン目の導入となる。高周波加熱炉、トランスファー搬送式自動プレス、ローリングミル、FIA炉、搬送装置(産業用ロボット)などで構成、月産能力は約18万個。来年3月に稼働開始の予定で、投資額は18億円。
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