2018年1月10日

原料炭、供給面で先行き警戒感

 原料炭の国際市場は当面警戒が必要のようだ。業界関係者によると、足元のスポット価格はトン260ドル(2万9400円)強と昨年末から変わらないが、大規模な供給障害がない中で異例の高値圏にある。供給の制約が重なり、スポット供給余力が限られ、先行きの警戒感が相場を押し上げているという。一大供給地の豪州でサイクロンが発生しやすい1―3月を乗り切れば市場も沈静化に向かうはずだが、先物市場を見る限り、年間を通して均衡点とされる150ドルレベルを上回るのが現状の見通しだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社