2017年12月28日

東京・薄板市況、熱延・酸洗鋼板が上伸

 東京地区の薄板市況は熱延鋼板(中板)が前月比でトン当たり3000円、酸洗鋼板が同2000円上伸した。高炉メーカーの引き受け削減や納期遅れの悪化で、市中の品薄感が顕著となる中、東京製鉄の2カ月連続値上げを受け、先高観も一層強まり、流通業者が相次いで販価を引き上げた。一部の商社やコイルセンターでは「1ケース(2トン)でも、手持ち在庫がないと断られる」(三次店筋)など品不足は深刻で、ナイモノ高の様相を呈している。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社