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2024.12.20
2017年12月28日
東京地区の薄板市況は熱延鋼板(中板)が前月比でトン当たり3000円、酸洗鋼板が同2000円上伸した。高炉メーカーの引き受け削減や納期遅れの悪化で、市中の品薄感が顕著となる中、東京製鉄の2カ月連続値上げを受け、先高観も一層強まり、流通業者が相次いで販価を引き上げた。一部の商社やコイルセンターでは「1ケース(2トン)でも、手持ち在庫がないと断られる」(三次店筋)など品不足は深刻で、ナイモノ高の様相を呈している。
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