2017年12月28日
海事協会 船舶の中間軸向け高強度鋼、国際規則改正に対応
日本海事協会(NK)は国際船級協会連合(IACS)の統一規則改定に伴い、船舶の中間軸に用いられる高強度材料の統一規則の改正に対応するほか、溶接技師資格と技量試験の新たな統一規則制定に合わせ、NK規則への取り入れを実施する。中間軸用高強度材料では高強度で高疲労強度を持つ高清浄度鋼材の開発を勘案、規格最低引張強さの上限値を950N/平方ミリとすることを可能とした。溶接技師資格と技量試験では船級協会の船級ごとに個別に判断していた試験要件を、IACSで鋼材の溶接技量に関する統一規則の制定に付随し、NK規則にも取り入れることにした。
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