2017年12月28日

海事協会 船舶の中間軸向け高強度鋼、国際規則改正に対応

 日本海事協会(NK)は国際船級協会連合(IACS)の統一規則改定に伴い、船舶の中間軸に用いられる高強度材料の統一規則の改正に対応するほか、溶接技師資格と技量試験の新たな統一規則制定に合わせ、NK規則への取り入れを実施する。中間軸用高強度材料では高強度で高疲労強度を持つ高清浄度鋼材の開発を勘案、規格最低引張強さの上限値を950N/平方ミリとすることを可能とした。溶接技師資格と技量試験では船級協会の船級ごとに個別に判断していた試験要件を、IACSで鋼材の溶接技量に関する統一規則の制定に付随し、NK規則にも取り入れることにした。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社