2017年12月26日

新日鉄住金・佐伯副社長、さらなる値上げを コスト上昇基調

 新日鉄住金の佐伯康光副社長は25日、トン5000円のマージン改善について「市況分野は、需給タイト化を背景に5000円を達成しつつある」とした上で、原料や物流のコストが上昇基調にあることなどを踏まえて「さらなる値上げをお願いしたい」との考えを明らかにした。高級鋼材を安定的に再生産するには「設備高齢化対策としての設備更新・修繕に多額の資金を長期間にわたって投入する必要がある。また日本の鋼材価格は国際的に安い」とし、「ひも付き分野は、本格的な交渉に入っており、5000円必達で臨みたい」と強調した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社