2017年12月22日

NSSC、ステンレス線材値上げ

 新日鉄住金ステンレス(NSSC)は21日、ステンレス線材の12―2月契約価格について、基準鋼種のニッケル系(SUS304前提)でトン3万円(7%)、クロム系(SUS430前提)で同1万5000円(5%)それぞれ引き上げると発表した。ニッケル、クロムともに価格が上昇し、為替も円安に振れた中、アロイリンク方式に基づき改定する。ニッケル系は2四半期ぶり、クロム系は3四半期ぶりの値上げ。電極、耐火物など副資材価格の高騰分の転嫁については現在、個別需要家と交渉している。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社