2017年12月6日

近藤鋼材、BIM事業本格参入

 静岡県の大手鋼材問屋、近藤鋼材(本社=静岡県沼津市、近藤千秋社長)は、グループで展開する鉄骨製作事業における技術力、生産性の大幅な向上を図る。CADで三次元(3D)の建物モデルを構築する「BIM」事業に本格参入し、マレーシア、中国にモデル作成を専門とする会社を立ち上げ、今後はミャンマーにも進出する予定。昨秋には子会社の沼津シャーリングにファイバーレーザー加工機を導入し、部材加工も含めた鉄骨の一貫製作体制も強化しており、2018年には加工機メーカー、CADメーカーと共同で、CADと加工機が連動した最新工場の建設も計画している。

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