2017年12月4日

薄板3品在庫、3カ月ぶり減411万トン 10月末 需給タイト感強く

 10月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比0・9%、3万8000トン減の411万2000トンとなり、3カ月ぶりに減少した。台風や荒天で内航船が混乱し、メーカー在庫が増加したため、なお400万トンを上回っているが、足元、市中在庫にサイズ欠落が生じるなど需給タイト感は強い。新日鉄住金やJFEスチールなどのミルもロール余力がなく、1―3月について引受削減の拡大やさらなるひも付き在庫の圧縮などの検討に入った。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社