2017年10月17日
神戸製鋼所 線材二次加工・中国2社データ改ざん 安全性に影響なし
神戸製鋼所のアルミ・銅製品に端を発した一連のデータ改ざん問題は、鉄鋼製品にまで広がった。13日に行った同社の発表では、神鋼が中国に置く線材二次加工拠点2社、江陰法爾勝杉田弾簧製線(JYSF)と神鋼新确弾簧鋼線(佛山)(KSW)も挙げられた。
中国の線材二次加工事業に参画する、ある関係者は「神鋼の発表にある通り、すでに顧客との間で安全性に問題はないことが確認できている」とした一方、「(中国子会社の品質保証体制について)大丈夫なのかという気持ちはあった」など、従来から懸念していたとの声も聞かれた。
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