2017年10月17日

日立金属、ノイズフィルター向け車載用コア製品開発 ナノ結晶軟磁性材使用

 日立金属は16日、ナノ結晶軟磁性材料ファインメットを使用した、高インピーダンス(※)かつ高温特性を持つコモンモードチョークコイル・コア「FT―3K10Q」シリーズを開発したと発表した。基本特許は取得済み。EVなど次世代自動車に使用される電子機器のノイズフィルターで、さらなる小型軽量化や高信頼性化につながる製品として販路拡充を図る。製造拠点は日立金属タイランドで、18年1月からサンプル供給を開始し、同4月からの量産を計画している。
 (※)=交流回路での電気抵抗で、Zの記号で表される複素量

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社