2017年10月16日

方向性電磁鋼板 高炉、輸出価格引上げへ

 高炉メーカーは、欧米の大手重電・トランスコアメーカーとの間で今月半ばにも開始する来年上期(1―6月)の方向性電磁鋼板(GO)の輸出商談で、今年下期に続いて価格引き上げを図る構えだ。電力インフラ整備の増加などでGOを使う変圧器の需要が堅調で、高効率GO需給がタイト化していることが要因だ。値上げ幅については現時点で未定だが、需要地であるインド、中国、中近東などの市況動向を精査している。また各国で環境規制が強まる中、ミル側には「価値に見合った価格帯」への議論も深めたいとの想いも強いようだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社