2017年10月4日

エヌティスチール、フープ製品用自走式ラック開発

 有力コイルセンターのエヌティスチール(本社=千葉県浦安市鉄鋼通り、日塔寛社長)はこのほど、スリットコイル(フープ)製品用の自走式ラックを自社開発し、スリッター工場に導入した。天井クレーンを使用せずに出庫口まで移動でき、出荷作業の省力化や効率化を実現するほか、空間の有効利用にも寄与するなど、構内物流改革をもたらす。従来、固定式のフープ製品用ラックは存在したが、自走式は業界初。今月から1号機を稼動させており、年内に順次増設し、まずは3台体制で運用していく。

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