2017年9月29日

神戸製鋼所「AIPocket」初納入 少量多品種向け成膜装置

神戸製鋼所は28日、PVD(physical・Vapor・Deposition=物理蒸着)成膜手法のアークイオンプレーティング(Arc・Ion・Plating)方式の装置で、少量多品種生産に適しコンパクトで従来機比50%価格低減したコーティング装置として「AIPocket(アイポケット)」の初号機を大手工具メーカー向けに納入したと発表した。切削工具や小物部品などを合金系皮膜で成膜し、性能、寿命を向上させる装置で、海外の新市場へ向けて新設計し、対欧州輸出の安全基準であるCEマーキング対応とした。ワンスペックの汎用モデルとして価格を低減し最新エッチング機構などを備え、高性能なコーティングができる。全世界で年間20台の受注を目指す。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社