2017年9月20日

国内鉄スクラップ、西日本中心に続伸 輸出市況の堅調映す

 国内鉄スクラップ市況が西日本を中心に続伸した。今月12日の関東テンダー、同15日に関西テンダーの成約価格がともにFASトン当たり3万2000円台に乗るなど、アジア向けの鉄スクラップ輸出市況が堅調なことが要因。東京製鉄が16日入荷分からの鉄スクラップ購入価格を宇都宮工場で据え置き、田原工場でトン500円引き上げたのに対して、岡山・九州両工場と高松鉄鋼センターでトン1000円引き上げるなど、輸出価格に比べて割安感のあった西日本での上げ幅が拡大している。

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