2017年9月14日

東京地区、中板市況1000円上伸

 東京地区の薄板市況は熱延鋼板(中板)が前月比でトン当たり1000円方上伸した。熱延鋼板の市況上昇は3月以来6カ月ぶり。鉄鋼メーカーからの仕入価格の高止まりで、採算悪化への危機感が強まる中、商社やコイルセンターは一斉に値上げに奔走しており、市場にも浸透し始めている。新日鉄住金による引き受け削減拡大やJFEスチールの転炉故障を受け、市中では急速に先高観が台頭している。薄板類全般で潮目が変わってきたと言えそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社