2017年8月31日

新日鉄住金、スラブ連鋳 独自の制御技術適用

 新日鉄住金は、スラブ連続鋳造工程における独自の制御技術「Qパラメータ制御」の適用を広げている。「Qパラメータ」は鋳型内の溶鋼湯面変動を抑制することで圧延後疵の原因となる鋳片欠陥を防止し、スラブ品質の向上、生産性向上、操業安定化などにつなげる技術。旧住友金属工業・鹿島製鉄所で実用化されたものだが、2012年10月の新日鉄住金発足後はトップランナー技術の横展開の一環として、第2世代により技術深化させ、これまでに君津・名古屋・広畑各製鉄所のスラブ用連続鋳造機に導入した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社