2017年8月25日

関東地区の異形棒鋼電炉メーカー 販価、早期6万円以上に

 関東地区の異形棒鋼電炉メーカーは鉄スクラップ価格急騰などで採算が悪化しており、適正なメタルスプレッド(原料購入価格と製品販売価格の差)を確保するため、早期に販売価格をトン当たり6万円以上に引き上げる。24日時点の地区メーカー鉄スクラップ炉前購入価格(H2)はトン3万2000―3万2500円前後と至近1カ月で同4000―5000円前後上昇。この原料高に加えて、電気料金が引き上がり、電極および耐火レンガの価格もさらに上昇することから、売り腰を強めて値上げ完遂を急ぎ、再生産可能な販価レベルを実現していく。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社