2017年8月24日

ウインファースト、異形棒鋼販価下限6万円に

 三興製鋼と向山工場の細物異形棒鋼共同販売会社、ウインファースト(本社=東京都千代田区、社長=向山敦・向山工場常務取締役)は、2017年8月21日以降の契約分からの異形棒鋼販売価格をトン当たり6万円に設定した。資源価格が高騰する環境下、再生産可能な販価に戻すステップとして、トン6万円の下限値を設定したもので、「鉄スクラップ価格だけでなく、電極や耐火レンガなどの価格も急騰しており、メタルスプレッド(原料購入価格と製品販売価格の差)のステージが変わりつつある。9月契約分ではさらなる値上げを検討せざるを得ない」(向山社長)としている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社