2017年8月23日

国内鉄スクラップ続伸 再び「東高西低」の様相

 国内鉄スクラップ市況が続伸した。先週18日新規鉄スクラップ輸出商談で韓国・現代製鉄が日本側に対して、今年最高値となるFOBトン当たり3万2500円(H2)を提示するなど輸出高が国内相場を押し上げた。一方、今週22日からは東京製鉄が全拠点で鉄スクラップ購入価格を引き上げたが、上げ幅は宇都宮工場でトン1500円、田原工場でトン1000円だったのに対して、西日本3拠点はトン500円にとどまるなど国内市場は「再び『東高西低』の様相となっている」(商社)との声も聞かれる。

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