2017年8月9日

鉄スクラップ、輸出価格が一段高

 日本の鉄スクラップ輸出価格が一段高となっている。商社、輸出シッパーによると、至近の韓国鉄鋼メーカー向け輸出商談ではH2ベースでFOBトン3万500―3万1000円前後で成約したもよう。これはFASトン換算で2万9500―3万円前後になり、8日時点の関東地区湾岸価格(FASトン2万8000―2万9000円前後)を上回る。海外輸出市況は騰勢が続いており、韓国メーカーなどはきょう9日に実施される関東鉄源協同組合の輸出入札結果を睨み、輸入価格を提示するもよう。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社