2017年7月25日

進藤鉄連会長 粗鋼減も需要堅調推移

 日本鉄鋼連盟の進藤孝生会長(新日鉄住金社長)は24日の定例会見で、「6月の全国粗鋼生産が減少したのは、鉄鋼メーカーの定期修理が集中したため。大きな流れに変化はなく、心配していない。国内経済は全体として底堅く、自動車をはじめとした製造業の活動は堅調。夏場以降、五輪を含めた建設・土木関連需要も本格化してくる。第2四半期の需要見通しは、造船以外、前年比増となっており、各分野の需要が堅調に推移していることを確認できている」との認識を示した。

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