2017年7月4日

経産省粗鋼需要見通し、7-9月2629万トンに増

 経済産業省が4日発表した2017年度第2四半期(7―9月)の鋼材需要見通しによると、出荷等相当粗鋼需要量は前期実績見込み比0・5%増の2629万トンと3四半期ぶりに増える。鋼材需要は内外ともに前期比で増える見通し。前年同期比との比較では自動車など内需は堅調だが、輸出の減少が響き、全体で減る。経産省金属課では需要は内外とも堅調とみているが、薄板などの在庫増を指摘し、在庫管理を含めて適切な生産が必要としている。

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