2017年6月15日

清水鋼鉄、苫小牧製鋼所の粗圧スタンド刷新・増強

 小棒電炉メーカーの清水鋼鉄(清水孝社長)は14日、来春をめどに、苫小牧製鋼所(北海道苫小牧市)の粗圧延スタンドをスチールプランテック製に更新するとともに、クロップシャー1基を増設すると発表した。ダイレクト圧延率の向上や老朽化更新などが目的で、粗圧のスタンド数も従来の5から6に増強、高強度化や品質向上などにも対応する。工事期間は今年12月末から来年3月末の約90日間を予定。同期間中は圧延を休止するため、5月から製品在庫の積み増しを行っている。

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