2017年5月30日

中田製作所、造管設備 露ミルから大型受注 生産性と品質高く評価

 造管設備総合メーカーの中田製作所(本社=大阪市淀川区、中田充社長)はこのほど、三菱商事を介してロシアの最大手鋼管メーカーのヴィクサ・スチール・ワーク社(本社=モスクワ)向けに高機能電縫鋼管製造設備「FFXミル」2ライン(7インチミルと10インチミル)を受注した。三菱商事の受注金額は100億円。中田製作所では今年4月から設計を開始しており、7インチミルは来年秋、10インチミルは2019年内の稼働を予定している。今回の受注はFFXミルの生産性向上やパイプ品質向上につながる技術が高く評価されたもので、今後も国内外で鋼管メーカーの設備増強や設備更新のニーズにきめ細かく対応していく方針。

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