2017年5月30日

小棒懇・飯島会長 在庫60万トン割れ、安心材料

 全国小棒懇談会は29日、東京・茅場町の鉄鋼会館で定例の記者会見を開き、飯島敦会長(新日鉄住金常務執行役員厚板事業部長兼建材事業部長)は「2016年度は生産・出荷ともに840万トンとなり、大きく底抜けせずに来ている。生産を見れば、5カ月連続で増え、胸をなで下ろしている。心配していた在庫も3月は59万トンと、久々に60万トン割れとなり、全体的に落ちてきている。これは荷動きがあった裏付けともいえ、安心材料といえる」と、マーケットが改善に向かっているとの認識を示した。

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