2017年5月26日

欧米向け方向性電磁鋼板 高炉、大幅値上げへ

 高炉メーカーは、欧米の大手重電・トランスコアメーカーとの間で近く始まる今年下期(7月―12月)の方向性電磁鋼板(GO)の輸出商談で、数百ドルの大幅値上げを行う構えだ。GO市況は、変圧器やGO在庫過剰から昨年は踊り場や低迷が続いたが、在庫整理の進展で最安値圏のインドや中国の価格がここにきて反騰。新興国の電力網の整備でレーザー仕様の薄手材の需給が再びタイト化する気配が濃くなっているため、価格引き上げを狙う。すでにスポット輸出では6月積みから100ドル単位の値上げ成約が進んでいる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社