2017年5月11日

鉄スクラップ関東輸出価格、2645円安の2万4735円

 関東鉄源協同組合(理事長=山下雄平・ヤマシタ社長)は10日、鉄スクラップ輸出入札(5月契約、船積み期限6月30日)を実施し、平均落札価格(H2)はFASトン2万4735円となった。数量は合計2万トン。前回(4月11日実施)に比べて2645円安で2カ月連続の下落となったが、円安に振れている為替動向などを背景に関東地区のメーカー炉前購入価格、湾岸価格を上回っており、「現行マーケット下ではベストな価格」(大手ディーラー)とし、3月下旬から続落してきた地区鉄スクラップ市況の下げピッチが鈍化し、底値を探る動きに転じる可能性がある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社