2017年5月2日

鉄スクラップ国内相場、今年最安値圏に 一部炉前2.5万円割れ

 国内鉄スクラップ市況が先週末までに続落し、関東や中部地区で一部電炉メーカーの鉄スクラップ購入価格(H2、1日時点)はトン当たり2万5000円を割り込むなど、国内相場は今年最安値圏へと落ち込んだ。アジア圏を中心とした輸出マーケットの低迷などが主な下落要因。また、鉄スクラップ価格の下落は、「連休明け以降の製品市況にも大きく影響を与えそうだ」(流通筋)との見方が強まっている。

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