2017年4月10日
日鉄住金物産、鉄スクラップ事業強化 扱い30%増に照準 東南アで事業拡大視野
日鉄住金物産は鉄スクラップ事業を強化し、現行中期経営計画の最終年度である17年度において、鉄スクラップ取扱量を16年度比30%増に照準を合わせていく。国内では新日鉄住金向け販売シェアを高めるとともに、日鉄住金物産グループ企業で発生する鉄スクラップ集荷をより一層促進し、取扱量の拡大を目指す。一方、海外ではこのほどホーチミン市内に鉄スクラップ専任者を1人配置しており、韓国に次ぐ日本産スクラップの輸出国となっているベトナムを主体に、東南アジアでの冷鉄源ビジネス拡大を視野に入れる。
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