2017年3月31日
経済産業省、韓国・中国製炭素鋼突合せ溶接式継手のAD調査を開始
経済産業省は31日、韓国、中国製の炭素鋼突合せ溶接式継手に対するアンチダンピング(AD)調査を開始すると発表した。貿易立国の日本はAD措置にはかねてから慎重で、鉄鋼関連では20年以上前に合金鉄でAD課税の例はあるが、鉄鋼製品では過去に例がなく、素形材でも初の事例に当たる。業界の提訴を受けて、提訴者が韓国製で最大80%と訴える不当廉売の事実関係などを調査し、1年程度かけてAD課税の妥当性を判断する。
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