2017年2月27日
日本冶金、南京鋼鉄と合弁設立へ 超広幅 高機能材スラブ供給
日本冶金工業は27日、中国・高炉メーカーの南京鋼鉄と中国国内に合弁会社を設立すると発表した。プラントなど生産設備向けにニッケルを20%以上含む高ニッケル合金(高機能材)を製造・販売する。南京鋼鉄に幅2200ミリ超の高機能材厚板(スラブ)製造の下工程を委託し、本年12月の営業開始を目指す。日本冶金が海外で事業の柱と位置付ける高機能材を生産するのは初めて。現地法人を通じて販売中心だった高機能材を生産まで踏み込み、高機能材の更なるグローバル化を推進する。
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