2017年2月27日
ゲスタンプ、松阪にホットスタンプ新工場 日本初進出、75億円投資
【松阪】三井物産が約12・5%を出資する世界最大手の自動車プレス部品メーカーのゲスタンプ・オートモシオン(本社=スペイン、フランシスコ・ホセ・リベラス・メラ社長)は23日、三重県松阪市内の嬉野工業団地内にホットスタンプの新工場を建設し、日本に初進出すると発表した。日本法人のゲスタンプ・ホットスタンピング・ジャパン(略=GHJ)が建設・工場建設を行うもので、投資金額は全体で6500万ユーロ(円換算=約75億円)。第1期と第2期を合わせて建屋面積1万5000平方メートルの工場を建設し、ホットスタンピング設備3ラインを導入する計画で、生産能力は最終的に年間350万ストロークを予定している。2018年上半期には第1期工事を完了し操業を開始し、同年4―5月頃から国内自動車メーカーのボディーやホワイト部品(骨格部品)向けにホットスタンプ材を供給する。材料については国内高炉の高張力鋼板を採用する予定。
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