2017年2月13日

鉄鋼主力7商社、阪和興業は経常増益 4―12月連結業績 得意分野でバラツキ

 鉄鋼主力商社7社の2016年4―12月期連結決算が10日出そろったが、比較可能な経常利益は阪和興業が前年同期比で増加、日鉄住金物産、JFE商事、佐藤商事、カノークスの4社がほぼ前年並みとなり、岡谷鋼機と神鋼商事は減益となった。下期入り後の市場環境改善を背景にそれぞれ収益は回復に転じたが、上期までの中国の過剰生産・輸出による国際市場混乱、円高、内需回復の遅れなどが響き、得意分野の差異によってマチマチの結果となった。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社