2017年2月9日

熱延セーフガード問題、日印二国間協議開く

 インドが発動した熱延鋼板の緊急輸入制限(セーフガード、SG)などに世界貿易機関(WTO)協定違反の疑いがあるとして、日本がWTO協定に基づき協議要請した問題で、日本とインド政府は6、7日の両日、インドのデリーで協議を開いた。日本政府関係者は協議を開いた事実は確認したものの、WTO協定上、協議内容は明かせないとしている。日本政府は熱延SGのほか、今月4日で期限が切れた最低輸入価格(MIP)がWTO協定などに違反する疑いを従来から指摘しており、今回の協議でも日本の見解を伝え、是正を申し入れたものとみられる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社