2017年2月6日

1―3月粗鋼計画、4四期ぶり減2608万トン

 経済産業省が3日まとめた2016年度第4四半期(17年1―3月)の生産計画によると、粗鋼は前期実績見込み比1・2%減の2608万トンと4四半期ぶりに減る。設備トラブルの影響などで粗鋼は減るものの、堅調な内需を背景に鋼材生産は増加傾向が続く。経産省金属課では在庫調整も進展したとみている。ただ海外は過剰供給が続き、米欧の政策変更など不確実性にも留意が必要な上、国内でも実需発生時期を見極め、事故やトラブル防止を含めた安定供給が必要としている。

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