2017年1月31日

ステンレス棒鋼・形鋼、大同特が10%値上げ 2契から 原料高受け2度目

 大同特殊鋼は2月契約分から国内向けステンレス棒鋼と形鋼の販売価格を現行比10%引き上げる。ステンレス原料であるフェロクロムの取引価格が高騰し、1―3月積みが前期(10―12月)比で約50%上昇しているため。国内の需給タイト化も背景にある。大同では需要家各社への安定供給を果たすため、再生産可能な販売価格までの是正が必要と判断した。一連の原料高による値上げは2度目。今後も鉄スクラップ、ニッケル、クロムなどの主原料市況の変動、為替の影響も注視し、必要に応じて再値上げも検討する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社