2017年1月30日

鉄スクラップ、大阪市況も調整局面 地区電炉、買値500円下げ

 大阪地区の鉄スクラップ市況が関東市況に続き、調整局面を迎えている。先週27日入荷分から一部を除く地区電炉メーカーが鉄スクラップ購入価格の引き下げに踏み切った。地区電炉が鉄スクラップ購入価格を引き下げたのは昨年7月以来で、「特に年明け以降、市中に値ごろ感が広がっていたことでメーカーへの出荷が進んだ」(流通筋)ため、各社の鉄スクラップ在庫の積み増しが進む中、「世界的に鉄スクラップ輸出市況が下落したことなどが地区市況にも波及した」(同)とみられている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社