2017年1月25日
ドラム缶関連JIS、11年ぶり改正 危険物用性能試験が削除
ドラム缶関連のJIS規格が20日、2006年以来、11年ぶりに改正された。現行JISは国連の危険物運送に関する勧告に対応していなかったことから、法律やISOとの整合性を図る観点で、新JISでは危険物用性能試験が削除された。ドラム缶メーカーにとっては手間やコスト面で負担軽減につながる。このほか、薄手缶の新たな規格化や口金圧入後の検査ゲージの変更なども実施された。ドラム缶工業会(理事長=小野定男・JFEコンテイナー社長)ではJIS改正をクリアしたことで、今後はISO改訂に向けた議論に着手し、17年の日本からの提案を目指す。
スポンサーリンク