2017年1月20日

鉄スクラップ、関東浜値が調整局面

 関東地区鉄スクラップの湾岸浜値が調整局面に入っている。輸出価格の下押し傾向による先安観から、先週末から今週にかけて輸出シッパーへの入荷が徐々に増えており、地区湾岸浜値で買値修正の動きが進んでいる。一方、地区電炉メーカーは鉄スクラップ購入建値を変更していないものの、「浜値の下落で、地区メーカーへの入荷が促進される可能性がある」(大手シッパー)との見方があり、ここにきて市況、需給ともに変化が生じている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社