2017年1月11日

鉄鉱石、17年も需給緩和見通し

 鉄鉱石需給は2017年も緩和方向に動く見通しだ。中国をはじめ海上貿易市場で需要は一定程度増える見込みだが、豪州、ブラジルの大型鉱山の立ち上がりなどで供給力が拡大する。天災や事故などの供給障害がない限り需給は緩和に向かい、価格も下がる方向だ。豪州などでサイクロンが発生する時期に入ったが、今のところ天候による影響はないようだ。ただ、鉄鉱石市況は足元でも高止まりしている。中国の鋼材価格に連動して鉄鉱石価格が推移する傾向があり、鋼材の動向次第で鉄鉱石が高止まりするシナリオもあり得る。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社