2017年1月10日

ニューコア、車用鋼板分野を強化

 米電炉最大手であるニューコア(NUCOR、本社=ノースカロライナ州シャーロット)のラド・ホール副社長(鋼板事業全般を管掌)が産業新聞社の単独インタビューに応じ、JFEスチールとのメキシコでの溶融亜鉛めっき鋼板製造合弁事業を含めて、自動車用鋼板分野を強化する考えを明らかにした。酸洗コイル、冷延コイル等の自動車用鋼板が日系を含めた自動車メーカーで採用が進んでおり、「現時点で供給数量は少ないものの、外板を狙っていく」(ホール副社長)とし、製造設備や技術開発への投資を実行しながら、現地高炉材とのコスト優位性を生かし、日系をはじめ、欧米系メーカーへのアプローチを展開していく方針だ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社