2017年1月6日

フジテック、新本社工場が稼働 地震・津波を回避

 東海地区の大手コイルセンターのフジテック(木下福郎社長)は昨年から愛知県東郷町に新工場・事務所の建設工事を行っていたが、このほど、工事を完了、工場・本社機能を名古屋市内から全面移転し、5日から新工場・本社事務所で業務を開始した。今回の工場・本社の全面移転は前本社工場・本社事務所が海抜がほぼゼロメートルに近い地帯にあり、東海地震・東南海地震が発生した場合、大きな被害が想定され、これを回避するべくBCP対策として実施した。新工場は薄板加工能力が前工場と変わらず年間15万トン、効率面を意識するとともに、二重屋根や無電源照明の採用など省エネ対策、結露対策が施されている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社