2017年1月6日

鉄連・進藤会長「市場に明るい兆しも」賀詞交換会

あいさつする進藤会長
 日本鉄鋼連盟は5日、ホテルニューオータニで新年賀詞交換会を開催し、約1700人(前年約1700人)が参集し、鉄鋼業界の新たな門出を祝った。あいさつに立った進藤孝生会長(新日鉄住金社長)は「世界経済は多くの不確実性を抱え、鉄鋼業においても原料炭価格が高騰するなど厳しい環境にあるが、鉄鋼マーケットは回復基調を保つなど明るい兆しも見えている」と強調。2017年は「安全対策の更なる推進」「世界鉄鋼業の安定的発展に向けた取り組み」「地球温暖化対策とエネルギー問題への対応」「企業の実質的税負担の軽減による競争力の確保」「働き方改革への対応」の5つの重点課題に取り組んでいく方針を示した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社