2016年12月21日

経産省、印熱延鋼板SGなど WTOに協議要請

 経済産業省は21日、インドが実施している熱延鋼板輸入の緊急輸入制限(セーフガード、SG)などに世界貿易機関(WTO)協定違反の疑いがあるとして、WTO協定に基づく協議を20日要請したと発表した。中国など過剰能力が深刻化するなか、インドは輸入増などへの対抗措置として、SGや最低輸入価格(MIP)など保護主義的な措置を打ち出してきた。日本は様々な場で是正を求めてきたが、打開できなかったため、WTOに場を移して解決をめざす。二国間協議で解決できない場合は提訴に踏み切り、WTOの紛争解決パネルの判断を仰ぐ選択肢も視野に入れる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社