2016年12月8日

高炉メーカー、財務健全性維持に注力 資産売却 成長投資を遂行

 新日鉄住金、JFEホールディングス、神戸製鋼所の高炉メーカー3社は、原料炭価格の急騰による収益力低下を余儀なくされているが、国内製造基盤整備や海外事業展開などの成長戦略投資を確実に遂行するため財務基盤の維持・強化に努めている。鋼材価格引き上げ、コスト削減による収益力の回復に努めるとともに、保有資産の売却などによって有利子負債を圧縮。DEレシオ(負債資本倍率)を1・0倍以下に抑制し、財務健全性を維持する構えだ。

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