2016年11月28日

高炉大手の鉄鉱石価格、1―3月1割上昇か 原料炭は大幅上げ確実

 高炉大手の2017年1―3月の鉄鉱石調達価格は10―12月比1割近く上がる情勢だ。業界関係者によると、鉄鉱石のスポット市況は足元で大きく上げており、FOB換算でトン70ドル(7900円)を上回るという。中国の鋼材値上がりに対する期待先行の鉄鉱石高の側面もあり、高値が定着するかは不透明だが、1―3月の四半期価格に関してはほぼ見えてきた。原料炭は今後の交渉次第だが、前回に続いて大幅な上昇が確実と見られ、製鉄主原料の大幅なコスト増は避けられない。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社