2016年11月28日
JFEスチール、倉敷形鋼ライン増強 連鋳能力向上も検討
JFEスチールは来年、西日本製鉄所(倉敷地区)で熱延ラインに続いて形鋼ラインの生産能力増強投資に踏み切る。一次ミルの能力増強に伴い、いずれネックとなる連続鋳造設備の能力向上も検討する。また、14年12月に福山地区に導入した転炉活用による最新の溶銑予備処理プロセスを倉敷第1製鋼工場にも採用し操業を行っており今後、第2製鋼工場にも導入していく計画だ。倉敷地区は形鋼ラインや自動車関連を中心とする溶融亜鉛めっきラインなどがとくに多忙で、本年度の粗鋼生産量は昨年度(880万トン)並みを見込む。
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