2016年11月21日

鉄筋工事稼働率が低下 東京、単価下げ局面続く

 東京都の鉄筋工事での稼働率が低下している。9月から計画のずれなどにより落ち込んだが、足元でも工期の遅れなどが続いていることから工場、現場共に稼働が一段と落ち込んでいる。ゼネコンからの指値も厳しく、極端な安値を求めるケースもあるようだ。来年4月からの社会保険の加入義務化などを控えて、鉄筋工事業者では安値での受注を回避する傾向にあるものの、一部の安値取引に引っ張られる格好で下げ局面が続きそうだ。

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