2016年11月21日

普通鋼電炉大手14社、4―9月全社減収 異形棒の収益悪化顕著

 普通鋼電炉メーカー大手14社(連結10社、非連結4社)の2016年4―9月期決算が18日に出そろった。4―9月は建設をはじめ、主要マーケットで鋼材需要が停滞。各社ともに実需見合いの生産を継続した結果、鋼材販売数量は異形棒鋼を中心に前年同期比でマイナスが目立ち、販売価格下落もあって、売上高は14社すべてで減収となった。損益は経常ベースで海外事業会社が堅調な大和工業、操業改善効果等で中山製鋼所の2社が前年同期比で増益となり、11社が減益、伊藤製鉄所のみ5期ぶりの赤字に転落した。とくに異形棒鋼電炉メーカーの収益悪化が顕著になっている。一方、売上高経常利益率(ROS)に関しては前年同期比で3社(大和工業、中山製鋼所、中部鋼鈑)が上昇、10社が下落した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
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